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元気キッズ 保育園日誌

子供がグングン伸びる育児法-2-「スキンシップの重要性」

皆様、こんにちは。
保育園 元気キッズ 園長 中村です。

 

今日は、「元気キッズ式子供がグングン伸びる育児法」第2弾
「スキンシップの重要性。こちょこちょ遊び。」について書いてきます。

 

抱き癖が付くから抱かないほうが良い と一昔前はよく聞きました。

 

おばあちゃんがいつもママにべったりな孫をみて、自分で何もできなくなるんじゃないかと不安になりつい母親に言ってしまったことかもしれませんが、

 

これはまったく根拠のないことです。
たくさんスキンシップをとってください。

 

スキンシップこそが子供の心の安定につながり、スキンシップで欲求が満たされたされた子供は反対に自立が早くなります

 


では、幼少期のスキンシップが不足するとどうなるのでしょうか?

 

大学生を対象にした調査で、幼児時期に母親とスキンシップを十分に受けてきた学生は、「他人と親しくなるのはたやすく、他人に頼ったり他人に頼られたりするのが好き。自分に自信を持ち、他人のことを信頼して親しくなることが容易になる」傾向があります。

 

一方、スキンシップが少なかった学生には、「他人がいやいや自分と親しくしているのではないか?恋人は本当は私を愛していないのではないか?一緒にいたくないのではないかと疑ってしまう」などの傾向があり、さらには「他社と親しくなることは、私には何となく重荷である。他人が必要以上に親しくなることを求められるとイライラいしてまう」という傾向があるそうです。

 

幼少期のスキンシップの量でこのような差がでるのはとても恐ろしいことですね。

 

本来、日本古来の育児法はスキンシップが非常に多かったのはご存知でしょうか?

 

昔は家事をするときもほとんどおんぶひもで背中に密着させていて、自分が抱けないときは必ずといって良いほどおばあちゃんが抱っこして世話をしていました。
また夜になるとひとつの部屋で両親と子供が川の字になって添い寝をしてました。当然、母乳も子供の求めるままに与え、片時も離れることはなかったようです。

 

江戸時代では、さらに積極的なスキンシップをとっていたようで、
小児按摩という今でいうベビーマッサージも日常的に行われていたようです。

 

スキンシップは、「なでなで」することや「ぎゅっと抱きしめること」はもちろん、こちょこちょする行為があります。
じつは「こちょこちょ」にはとってもよい効果があります。

 

「こちょこちょ」されると「くすぐったい」です。このくすぐったい感覚というのは面白く、くすぐり遊びというくらい楽しい行為である反面、こそばゆいという不快な感覚が同時に感じることができます。こちょこちょコミュニケーションを通じて赤ちゃんは、くすぐったさを予測して楽しくなるのです。
親子でこちょこちょ遊びをすると、一緒に笑うことができ、愛情と親密度が深くなります。また笑うことでリラックスできるので、心の成長にとって本当に有意義な行為です。
こうして考えていくと、幼少期のスキンシップは充分すぎるほどやった方がよいと結論づけられます。

 

お子様が不安なときには、一度ぎゅうっと抱きしめてあげてください。
何か好ましいことができたとき、思いっきり頭をなでてあげて褒めてください。
怪我したり悲しいことがあったときは、痛いね。悲しいね。といって共感してあげて抱きしめてください。

 

抱き癖がつくと抱いてあげないと、さらに自立が遅くなります。
抱っこしてほしい欲求を十分に満たせてあげること こそが自立への近道です。

 

幼少期のスキンシップが十分にみたされていれば、成長するにつけ自分に自信のある青年、大人に成長します。

 

補足ですが、生まれてすぐのスキンシップにはパパの育児参加へ促す効果もあります。

 

産後すぐに新生児を抱っこした父親は、育児への参加意識が大幅にアップするいう調査結果があります。
パパは自分がお腹を痛めて生んだ子ではないので愛情がわくまで時間がかかるという話も聞きますが、早期にスキンシップを多くとることで愛情が芽生えます。
育児はとても大変です。ママだけで子育ては大変。
パパのサポートがないとイライラのもとなります。
パパの育児参加を促すためにもスキンシップを多くとるように促してみてください。

 

*参考文献:子供の「脳」は肌にある 山口創 光文社出版

 

第2弾「スキンシップの重要性」はいかがだったでしょうか?

 

反響が少しあったので、続けていきたいと思います。

それでは、また。

 

志木市新座市家庭保育室
保育園 元気キッズ
園長 中村敏也

子供がグングン伸びる育児法-1-「3歳になるまでは叱らない」

皆様、こんにちは。
志木市新座市の保育園 元気キッズ
園長の中村です。

 

今日から、数回に分け、私が考える3歳までの育児法をお伝えしていきます。

 

元気キッズに見学に来ていただけた多くの保護者の方にも、少しづつお話してきた内容で皆様共感していただけることが多かったので、ブログで発表することにいたしました。

 

 

その名も「元気キッズ式 子供がグングン伸びる育児法」です。

 

是非とも一つの知識として活用していただければと思います。

 

それでは今回のテーマはこちら
「3歳になるまでは叱らない」



*以前にもブログで書きましたが、とても需要なのでまたご紹介します。

 

『褒めて伸ばす。のびのび育児が大事』

 

「どうして言うことをきいてくれないだろう?」
「なんでやってほしくないことばかりするんだろう?」
「お友達の子は、もうバイバイができるのに何でうちの子はできないんだろう?」
「祖母から、まだ○○できないのか」と言われてしまうと落ち込む。

 

子育て中のママは初めてのことばかりでいつも悩んでいることかと思います。
周りの子と比べて一喜一憂したり、親戚からの心無い一言で傷ついたり、子供を感情的に怒ってしまって罪悪感を感じていたり・・といつもなにか不安を抱えていることでしょう。

 

育児に正解はないかも知れません。
ただ、近年の幼児教育や脳科学の研究でよりベターな方法があることが分かってきました。
それは、3歳になるまでは「叱らない」「ほめて伸ばす」ことがとっても重要だということ

 

0,1,2歳の乳幼児の特徴は大きく2つあります。

 

1. 模倣力
1つは「模倣する力」が3歳児以降に比べて、ものすごく高いということ。

 

保育園 元気キッズでは0~2歳児の子供達が中心です。
通っている子供たちは最初の1か月くらいは先生いう存在を理解できず、自分の思うように好き勝手に行動しています。
しかし1か月も過ぎると朝の会のときキチンと整列ができたり、お製作の時間に椅子に座って集中して行えています。
先生が強制的に何をさせたわけではなく、周りのお友達の姿をみて自然と生活習慣が身についていきます。そして、何か好ましいことができたときには、職員全員で沢山褒めます。すると何やら得意げな表情を浮かべ、みんなとどんどんと中へ入っていきます。

 

2. 好奇心
2つ目は、この時期の子供は「好奇心の塊だ=探求心」ということ。
既製品のおもちゃを渡したとき、すぐに飽きてしまうことがありませんか?
これは、見て、触って、舐めたりして一瞬で構造を理解してしまったので飽きてしまったのです。本当に赤ちゃんは天才ですね!
好奇心探求心が旺盛なこの時期に、なにか強制的に制限ををかけてせっかくの意欲を削いでしまっては伸びる芽を摘んでしまいます。

 

まず0、1,2歳の乳幼児に叱ったり強制したりしても意味がありません。
感情的に叱ったり、なにか強制的にやらせても、実際「なぜ怒られたのか?「なぜそれをしなくてはいけないのか?」を理解できていません。
好ましくない行動をしたとき、「だめ」と大きな声で制しすればきっとやめることでしょう。
ただそれは怖かったりびっくりして止めただけで、本質的に物事を理解しているわけではありません。ただただやる気の芽を奪ってしまっているのです。
幼少期にやりたいことを強制的に制された子供は、小学校、中学校になったとき「意欲のない」子供になってしまう可能性が大きいのです。

 

ただし、必ず怒ってもよい時期というのが来ます。

 

例えば折り紙を渡したとき、「これは何?」「どうやって使うの?」と聞いてみてください。
「これは折り紙だよ。折って遊ぶものだよ」なんて答えてくれる日が来ます。
この時に何が起きたかというと、論理的に物事を考える力がついてきたのです。
大体3歳前後です。
この時になったら叱っても、親の言っていることを理解できるので問題ありません。

 

普段の生活の中で、叱らない、強制させない子育て を実践するためのコツは

 

・強制的にやめさせる必要がない環境設定

 

・「まだできなくてもしょうがないなよね。ま、いっか」と思うことです。

 

1つ目の環境設定ですが、例えば、棚という棚を開けたくなるのが、0,1,2歳です。
大いにやってもらって結構です。
ただ、手の届くところに危険なものや大事なものを置かない。もし大事なものがしまってある場合は、開かないようにストッパーなどをかけるのが大事です。
また、児童館や家でお友達と遊んでいるときに手がでてしまうときは、予兆を感じて、さりげなく手をとって制止させます。その後、お友達とは仲良くだよ~と一声かけてママとの間のトラブルも避けるようにしましょう。
声をあげて「ダメ」という必要がなくなり、子供もびっくりしなくてすみます。

 

2つ目の「ま、いっか」と思うことは、心の余裕につながります。
3歳くらいになればほとんどの子供たちはお話を理解できるようになります。
それまでは理解できなくてもしょうがないって思うことで、イライラする回数が減り、
よりのびのびした育児ができます。
すると子供も安らかな気持ちになり、問題行動もきっと少なくなることでしょう。
また、イライラが減ると夫婦間も喧嘩が少なくなり家庭に平和が訪れますね。

 

ぜひ「叱らない褒めて伸ばす」育児を実践してみてください。

 

長文失礼いたしました。
次回のテーマは「スキンシップの重要性」です。

 

保育園 元気キッズ
園長 中村敏也