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元気キッズ 保育園日誌

カテゴリー: 子育て応援コラム
「ピラミーデ保育についてみんなで学ぼう」オンライン講座を開催いたします。

「ピラミーデ保育についてみんなで学ぼう」オンライン講座
を開催いたします。

 

2018年に「保育所保育指針」「幼児教育要領」が改定。そして2020年に学校においても、「習指導要領」が改定されました。
いずれの改定の中で一貫していることが、「子どもが主体的に生きる力を育むこと」の重要性です。

 

このような変革に中で、保育園元気キッズが導入を進めている
オランダの保育プランである「ピラミーデ保育

 

なぜピラミーデなのか?
どういう考え方なのか?
実際なにしているの?
等たくさん質問をいただくことがあります。

 

私たちも実際どういうものなのかを学びながらの導入をしている今日現在。
折角の学びを皆でシェアしたいと思い、職員、保護者の皆さま、これから保育を学ぼうという方、全員に向けてピラミーデをみんな学んでいこうということで、公開講座を開催することにしました。

 

【内容】
おおよそ45分間の配信を、計6回に分けて行います。
 
令和3年


4月 2日(金) 20:00~20:45
導入の背景、感想


4月 9日(金) 20:00~20:45
理論


4月16日(金) 20:00~20:45
環境設定(子どもが自ら進んで取り組むコーナー保育)


4月23日(金) 20:00~20:45
環境設定(おもちゃ、あそびなど)


※以下 日程の変更をいたしました。

5月14日(金) 20:00~20:45
探求学習、プロジェクト型保育


5月21日(金) 20:00~20:45
要支援児童への支援の形


 

 

【参加・視聴方法】
YouTubeライブにて配信します。
ぜひ以下のURLへのご登録をお願いします。

https://www.youtube.com/channel/UCsFNS2fUxCBLQXAeGKc4sXg
 
日々の忙しい中で、オンタイムでご視聴されるのは難しいと思いますので、すべてYouTubeのアーカイブにも保存いたしますので、オンタイムで参加されなくても大丈夫です。
 
ピラミーデに興味ある方、これからの保育の形を知りたい方など、ぜひご参加ください。
 
 

元気キッズ
代表 中村敏也

幼児期にかける言葉の数で発達が大きく変わる!「3000万語の格差」とは?

幼児期にかける言葉の数で発達が大きく変わる!「3000万語の格差」とは?

 

保育園 元気キッズ
代表 中村敏也の GENKIチャンネル#1
でお話しいたしました。

 

「3000万語の格差」
乳幼児の言葉の掛け方で、大きく能力が変わってくると言う研究結果があります。
子どもへの言葉のかけてあげる数や、望ましい声の掛け方などが、子どもの将来の能力に影響があるんです。

 

声の掛け方には次の3つが大切
Turn in(注意とからだを子どもに向けて)
Talk more(子どもとたくさん話す)
Take turns(子どもと交互に対話する)

 

ぜひ、
YouTubeチャンネルでご視聴ください。

https://youtu.be/8YV5Jhh1BpQ

 

参考文献:
3000万語の格差 : 赤ちゃんの脳をつくる、親と保育者の話しかけ
ダナ・サスキンド(Dana Suskind) (著), 掛札 逸美 (翻訳), 高山 静子 (翻訳)
出版社 : 明石書店

 
 

元気キッズでYouTubeチャンネルを開設いたしました。
保護者の皆様にためになる情報をお伝えできたらと思います。
またライブ配信なども予定しております。
よろしかったら、チャンネル登録をお願いいたします。

 

元気キッズ
代表 中村敏也

YouTubeライブ「新しい時代の教育について語りたい」Day1~3 アーカイブ

「大きな時代の変化の中、これからの幼児教育や子育てについて語ろう会」
と題して、3日間のYouTubeライブを行いました。
ライブの内容はアーカイブでご視聴いただけます。

 

DAY1
コロナ後は子どもたちにとってどんな世界になっているのだろう
日本の教育が変る!
日本の保育が変る!
大きな時代の変化の中で幼少期の必要なかかわり方についてお話しました。
https://youtu.be/h8te6_t3B00?t=360
(YouTubeへ移動します)

https://www.genki-kids.net/youtube/pdf/day1.pdf
※動画中使用の資料DAY1(2.8MB)

 

 

DAY2
子どもが主体的に生きていくためにもっとも基本的大切なこと
自尊心の大切さについてお話しました。
https://youtu.be/Ey71r-UzIZk?t=320
(YouTubeへ移動します)
https://www.genki-kids.net/youtube/pdf/day2.pdf
※動画中使用の資料DAY2(2.2MB)

 

 

DAY3
「家庭で実践!非認知能力を伸ばす方法」
不確実性の高いこれからの世界に必要な能力である非認知能力(総合的な人間力)を獲得するために幼少期に家庭でできることについてお話しました。
https://youtu.be/4N3pig5rgN8?t=275
(YouTubeへ移動します)
https://www.genki-kids.net/youtube/pdf/day3.pdf
※動画中使用の資料DAY3(2.6MB)
 

 

元気キッズでYouTubeチャンネルを開設いたしました。
保護者の皆様にためになる情報をお伝えできたらと思います。
またライブ配信なども予定しております。
よろしかったら、チャンネル登録をお願いいたします。

 

元気キッズ
代表 中村敏也

ピラミーデメソッドの保育のカタチ

前回、真の子ども主体の保育の実現のためにピラミーデを導入するとお伝えしました。

 

具体的にピラミーデ保育とはどのような保育なのかを説明する前に、私が何を大切にして保育園を運営しているかをお伝えします。

 

 

「遊び」こそがこれからの時代に必要な生きる力を育みます

 

この大きな変化の時代、不確実性な荒波の中を、子ども達は生きて行かなければなりません。
そのような時に頼りになる力はとはどのような力でしょうか?
きっと保護者の皆様も、IQのような知力やテストの結果で判断される学力が唯一の力とはお考えにならないでしょう。

 

マルチプルインテリジェンス(MI理論)いう言葉をご存知でしょうか?

 

1983年、ハーバード大学教育大学院認知心理学教授、ハワード・ガードナーがMultiple Intelligences Theory (MI理論)を発表、従来の知能という概念を大きく前進させました。

 

彼の理論によると全ての人間には

 

①言語的知能
②論理・数学的知能
③空間的知能
④音楽的知能
⑤身体運動的知能
⑥対人的知能
⑦内省的知能
⑧博物的知能

 

という8つの知能が備わっていると明言しています。

 

海外ではこの広義の知能が認知され、既に教育の世界にも導入されていると言えます。
日本では、いまだに知力とは①言語的知能や②論理・数学的知能を指していることが多いと思います。
しかし、実際に生きていく上で必要な知識は、空間的知能だったり音楽的知能だったりと多岐に渡ります。
このような知能をバランスよく育むことが、これからの不確実な世界でよりよく生きるために必要なことなんだと私は考えます。

 

話しが長くなりましたが、言いたいことは、我々保育者としては、どうしたらこのような知性が育まれるのかということです。

 

そのカギが「遊び」なのです。

 

子供たちは、遊びに夢中になっている時、物凄い集中力を発揮します。

 

お友達同士で遊ぶ時、独自のルールが出来上がります。そこで、個々の力に差がある場合は、誰もが楽しめるようなルールを勝手に作っていきます。
遊びこそが、自分が知りたいことを主体的に探究し、創造性を刺激し、また対人コミュニケーション能力を発達させます。

 

まさにこれからの社会に必要な、「創造性」「主体的に考え行動できる力」「人に共感し、協力しながらやり遂げる力」などが遊びを通じて育まれます。

 

そうすると、私たち保育者が、保育の現場でやらなければならないことは、子供達への「遊びの保証」です。
継続的に遊びができる環境が必要不可欠です。

 

 

「環境設定」を整える

 

子ども達が十分に遊べるため、まずやらなければならないことが、保育環境を整えることです。

 

そのためには次のサンマ(3つ間)が大切です。

 

【人間】
保育室の中で子どもとの関係。
保育者はあくまで誘導する立場。
子ども達が主体的に遊びを選択できるように誘導する。

 

【空間】
視覚化=子どもの視点から見て、誰でも見てわかるような環境「量」と「質」にこだわったおもちゃ。
質が良くても数が少なければ十分に遊びが発展していきません。良質なものを十分な量を用意することが大切です。
コーナー保育「積木」「おままごと」「製作」「絵本」「レゴ」など、それぞれのコーナーで子ども達が集中して遊べるコーナーを用意する。
「動」と「静」の2つのタイプに分かれ、それぞれの環境を阻害しない配慮は大事。

 

【時間】
たっぷりと遊ぶ時間を保証する
乳児期にはそれぞれのリズムに合わせた活動を行う。

 

 

一斉保育ではなく、子どもが自分で活動を選ぶ自由保育

 

子どもが主体的に活動することがもっとも大切なことであるとすると、今まで日本で主流であった一斉保育だと保育設計に無理ができます。
皆が同じことをするとなると。どうしても先生が主導する保育になってしまい、子どもが主体的に選んで活動することができなくなります。
子ども達は、自分が選んで決めたことは、しっかりと集中してやります。
私たち大人でも。人に指示されてやることほど、乗り気にならないことはありませんよね。
ただし、まだまだ幼い子ども達、自分だけで決めることがむずかし場合があります。
そんな時に、保育士は、そっと手助けをし、遊びを誘導することが大事です。

 

 

プロジェクト型保育

 

自由保育と言っても、ただ自由に遊ばせるということではありません。
月ごとや季節ごとにテーマを設定し、子ども達に学んで欲しい、触れて欲しいことを保育者は準備をします。
例えば、12月であれば、秋から冬に切り替わる時期。この季節の移り変わりをテーマにした場合は、1週目に興味が出そうな絵本や、写真などを子ども達の目に触れるようにしたり、お話を読み聞かせたりします。2週目に実際の自然に触れる活動をし、落ち葉を集めに公園に行ったりします。気温が低く寒くなることが予想される日には、前日に前もってバケツに水を張って、氷ができる様子を見てもらったりします。
このように、保育士はテーマごとの準備をしっかりすることで、子ども達に学んで欲しいことを誘導していくことが大切です。

 

 

怒らない・叱らない 伝える保育

 

元気キッズでとても大切にしていることがあります。
それは保育士は、むやみに怒らない・叱らない。ちゃんと気持ちを伝えることを大切にしています。
子どもの行動には必ず理由があります。その理由を理解することが保育者の大切な仕事です。
望ましくない行動をした時に頭ごなしに怒ってもなんの解決もなりません。むしろ子ども達の自尊感情を大きく損わせることになります。
保育士は全身全霊で、子どもの気持ちを汲み取ることこそが仕事です。

 

 

導入を進めて感じたこと

 

このような考えでピラミーデ保育を導入を進めている真っ只中ですが、物凄い手応えを感じております。
例えば、コーナー保育をしていくと、走り回る子が激減し、やりたいことに没頭している姿を多く見られます。
夏前に比べ、レゴの出来がどんどん複雑になっていたりしてびっくりしました。
何より、今までにもまして、子ども達が楽しそうに保育に参加し、まるで我が家のようにリラックスしている様子が見受けられます。

 

まだまだ道半ばですが、これからもピラミーデの保育理論を基本として、子ども達にとって最高の場所になるよう職員一同励んでまいります。

 

 

保育園、児童発達支援事業所
元気キッズ
代表 中村敏也

元気キッズが目指す、真の子ども主体の保育(ピラミーデメソッド)について(導入編)

昨年度の終わりに、保護者の皆様へお伝えしたことがあります。

 

「子ども主体の保育を実現するために、乳児部は乳児担当制、幼児部は縦割り保育、自由保育に切り替えていくと」

 

変革の年として、変容する保育にご協力をお願いしたところ、御父兄の皆様が賛同いただけたことにより、職員も安心して変化をしている段階でございます。皆様のご協力、心より御礼申し上げます。

 

さて、元気キッズが目指す子ども主体の保育を説明いたします。

 

1.ピラミーデメソッド導入のキッカケ

 

令和1年12月より、認可保育所に自由保育、縦割り保育などをどのように導入すべきかを委員会を立ち上げ、勉強をして参りました。他の保育園への視察や、モンテッソーリ、シュタイナーや、日本初の赤い鳥の保育理念など、他の子供主体と言われる保育の本の読み合わせなど行い、万全ではないが、まずはやってみるという形で本年度がスタートしました。

 

世界的な新型感染症の影響で、大きな不安が渦巻く中、子ども達に過度な影響が内容少しづつ変化していく保育内容でしたが、これといった見本がない中前に進むのはとても難しかったです。

 

そんな中、本年度開所の 認可保育所 元気キッズ第二朝霞根岸台園のチームが提案してきたのが”ピラミーデ”という保育手法でした。

 

世界一、子どもが幸せな国のオランダで生まれたピラミーデメソッド。イエナプランというアクティングラーニングに最も最適だと思われる教育手法への接続プログラムとして機能している保育手法です。

 

私自身も10年以上前からその存在は知っており、本も読み込んでいてとても素晴らしい保育理論だと知っていたので、職員の申し出を受けすぐにオンライン研修を申込、希望する職員に参加してもらいました。

 

平日の夜だというのに本当に多くの職員が率先して参加し、改めて、意欲の高い職員に囲まれて幸せな環境だと思うのと、見本を示すことができていなかった責任を痛感いたしました。

 

この研修は本当に大きな大きな衝撃を皆に与えてくれました。

 

 

.ピラミーデが目指す保育

 

ピラミーデメソッドが目指す保育環境とは

 

「子どもの自尊と自律を育てる保育環境」

 

研修では、子どもの最善の利益を守る当たり前のことを再度認識、またその方法論も根本から考えさせられました。

 

子ども達の発達にとってとても大切なことはまずは安心感だということ。

 

空間 安心の中で、遊びに没頭できる環境
人間 先生との関係、お友達との関係
時間 たっぷりとやり込める時間、生活リズムにあった時間

 

全てが子ども目線で環境設定を見直し、先生との関係を見直し、時間の捉え方を一変していきました。

 

今までのように、先生が指示を出して子ども達がそれにしたがっていくスタイルでは、

 

自分の人生をコントロールするための主体性が育まれ難いということを、多くの事例により学びました。

 

1に、子ども目線、2に子ども目線、3に子ども目線。

 

全てが子どもからみた視界で物事を見ていくと、真の子ども主体が見えてくる気がしてきます。

 

 

具体的な導入時期

 

とても大きな大きな衝撃を受けた研修でしたが、実際、どのように自分達の園で実現していくのかというのが大きな課題になりました。

 

そこで、10月に実際にピラミーデの講師を園にお呼びし、具体的な研修を行いました。

 

そこから環境設定や、保育の手法について具体的なアドバイスをいただき、現在段階的に導入を進めています。

 

まずは環境設定から変えていき、より主体的な保育ができるよう保育内容も変化していきます。

次回は、ピラミーデメソッドが提案する保育のカタチをお伝えいたします。

 

 

保育園元気キッズ
代表 中村敏也

「主体性を伸ばす」ことの大切さ

豊かな人生を歩むためには、数値で表せられない能力「非認知(メタ認知)能力」というものが重要だと言われている。

 

代表的なもので

「グリッド=やりぬく力、勤勉性」

「変化に対応できる能力、楽観主義」

 

このような能力を身につけるためには、小さいころから次の3つの体験をたくさんしたほうがよい。

挫折→克服→成功

 

このサイクルを何度も何度も繰り返していくことで、徐々に身についていくのが非認知能力ということ。

 

でも、このサイクルを経験する根本的なところで、もっとも大事なことがあります。

 

それが、「主体性」です。

 

子供達は主体性をもって行動すると、驚くほど集中します。

外遊びでも、おもちゃ遊びでも、絵本を読むことでも、ワークのような勉強でも、自分で選んだものは、集中して取り組みます。

意欲=やる気が育まれます。

 

そこで、この意欲=やる気をもたらす主体性を伸ばすためには、年齢ごとの関わり方を大人側で変える必要があります。

 

0から2歳児前半までは、まずは大人との安心できる関係性の構築

2歳児の後半からは論理的思考能力が高まってきているので、自分でやりたいことを決めさせてから、取り組ませる。

3歳児になると、集団で行動することのルールを伝えることを意識し、異年齢での関わりをもたせることで、多様性の認識を深めていきます。

4〜5歳児には自分たちでルールを決めて遊びを発展させていくことが大事になってきます。

 

大人(親や保育者)は、すべて大人が決めたルールを押し付けるでのはなく、子供達に決めさせることがとても大事になってきます。

自分たちで考えること、決めることをたくさん経験させるべきです。

 

 

元気キッズでは、保育園でも児童発達支援施設でも、子供達の主体性を伸ばす保育を、日々考えながら実践していきます。

 

保育園、児童発達支援事業所

園長 中村敏也